台湾では新型コロナ対応でIT担当の大臣オードリー・タン氏が一時期日本でも
紹介されましたが、若い人物をIT担当の大臣に起用した人物が、
台湾で女性初の総統に選出された蔡英文氏です。
中国に対して強硬な姿勢で知られる人物ですが、歴史を知れば当然の対応です。
但し、中国に対して野党の人物を派遣するなど、日本と同じように両方とバランスを取りながら対応しようとしている(苦慮している)部分が見え隠れしています。
私はこの人物が好きです。
中国に対して姿勢を明確にしており、なおかつ政治での対応をしようとする。
政治(トップ)に立つ人物は、大変な重責と苦労があるなと思いました。
蔡英文氏は、2012年の総選挙で一度敗北しています。
その後、一民間人となり、台湾を回り、
2016年に総選挙で勝利し、台湾で初めての女性総統となり、
政治の世界に返り咲いています。
【蔡英文氏の著書から】私の好きな一文
父が生前「他の人と争わなくていいんだよ。他の人ができる事は、その人に任せて、自分は人がしない事、できない事をすればいいんだよ。」と言ってくれたのを思い出しました。
「そうだ。人ができない事を私がする。
ただ私が今回やりたいのは、何かの職に就く事ではなく、台湾という大地をよく見て、台湾が直面している様々な問題を解決する方法を探すという事だった。」
台湾(中華民国)は、中国と国境を海を隔てて接しているが、中国本土と歴史的な
背景からかなり異なっている。
まず民主主義の国であるという事。
そして中国と違い、軍隊の力が弱いという事。(中国では軍の力が極めて強い)
次に年号が「中華民国103年」という独自の年号がある事。
観光地としても人気があるため、非常に入りやすい台湾だが、とくに中国(普通語)と台湾語(繁体字)の違いが気にならなければ、問題ない。(親日国の1つだから)
(昔中国語だと思って見ると、全く知らない文字が並んでいたので戸惑った事を思い出した。同じ中国語でも台湾の中国語は全く違う事を身にもって知った。
台湾の文字は、一部日本の旧漢字が使用されている。)
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