ゲームの歴史
1958年、アメリカの原子力研究所の科学者が、展示物の1つとして
GAME機をつくりました。
「テニス・フォー・ツー」という名のテニスGAMEで、世界最初の家庭用GAME機です。
アメリカで家庭用のパソコンが販売され始めた1980年代、
ゲームの世界では、日本で初めて家庭用ゲーム機が広まります。
1983年に、任天堂から「ファミリーコンピューター」というゲーム機が出ます。現在でも続くテレビゲームの時代が到来します。
日本では長く人気がありました。
よくテレビゲームの時代が終わり、スマートフォンの時代になったという言い方をしますが、それは事実の一側面から見た物の見方です。
テレビゲームが長く主流であり、市場が飽和したため、新たなビジネスとして市場規模が増加するものがスマートフォンに移ったということです。
統計なども売れたものを中心にピックアップしているため、スマートフォンの時代という言い方をします。
しかし現在でもソニーと任天堂のゲーム機が、ゲーム業界をリードしていることは疑いようのない事実です。
日本という国は、ゲーム業界では特殊な国であり、アメリカ・韓国・中国などゲーム大国といわれる国と大きく事情が異なります。
そしてゲーム業界の最大の特徴は「若い業界」という事です。
1983年にファミリーコンピューターが販売されてまだ40年です。
音楽などのように100年以上が過ぎ、その道の大物がたくさんいる業界ではありません。
コンピューターと連動し、最新の技術の影響を受けやすいため、若い人々が集まりやすい業界でもあります。
私自身、経験して驚いたことは、プレイステーション2からプレイステーション3に移行したときに、技術レベルが全然違うことです。
ゲームデータのセーブですら、全く違います。
1世代でさえ、この違いですから、2世代・3世代とゲーム機が進歩すれば、江戸時代から明治時代・昭和・平成・令和にタイムスリップしたようなものでしょうか。ちょっと大げさですが、感動や驚きが凄いのがゲームの特徴です。(2022年4月18日)
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